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台風で出荷不能のマンゴーを利用和泊町で「緊急」ジェラートフェス

ボリューム満点の生マンゴーパフェ

ボリューム満点の生マンゴーパフェ

 和泊町古里のジェラート専門店「POWER GELATO(パワージェラート)」で8月15日と16日の両日、台風13号の影響で行き場を失った地元産マンゴーを有効活用する「沖永良部マンゴーフェス」が開催された。船便の欠航により出荷が滞った生食用マンゴー約100キロをジェラートへと生まれ変わらせ、「緊急」の開催となった中、2日間で多くの島民や観光客に届けた。

店主の橋本真太郎さん

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 同店を営む橋本真太郎さんは、普段から「傷物やB級品の果実をジェラートとしておいしく再生させ、少しでも多くの人に沖永良部島の恵みを届ける」という思いで事業を展開。今回のフェスは、台風13号の影響で船便が約1週間ストップし、地元で丹精を込めて育てられた大量のマンゴーが廃棄の危機に瀕している状況を受けて企画された。

 橋本さんは「今こそ自分たちが動く時だ」と一念発起し、わずか一晩でイベントの構想を練り上げて「勝手にマンゴーフェス」と銘打った「緊急開催」へと踏み切った。

 開催期間中は、仕込みや販売対応が重なり、店舗は大忙しの状態が続いた。橋本さんは「正直なところ、心身ともに疲弊するほどの忙しさ」と振り返るが、店頭には旬の味覚を求めて多くの人々が詰めかけた。おいしそうにジェラートを頬張る来店客の笑顔や、「おいしかったから」と期間中に何度も足を運ぶリピーターの姿が原動力になったという。

 橋本さんは「たくさんの方が喜んで食べてくださり本当にうれしかった。何より、みんなで地元のマンゴー農家さんを助けようという温かい気持ちが、このイベントを通じて一つになったように感じられた」と手応えを語る。続けて「これからも沖永良部島の豊かな恵みをジェラートの形にして、より多くの人へ届けられるように頑張りたい」と今後の活動にも意欲を見せる。

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