「第20回おさかな祭り」が7月26日、与論町漁協構内(与論町茶花)で開催された。主催は鹿児島県漁業協同組合与論支所内与論島漁業集落。
同イベントの開催は2年ぶり。朝から多くの来場者が詰めかけ、会場は早々に熱気に包まれた。漁協に水揚げされた鮮魚や冷凍魚をはじめ、普段は島の漁師が沖縄や鹿児島の漁港へ直送して販売するような高級魚も特別に並べられた。
販売コーナーには、冷凍されたチビキ、金魚、タルメ、ムツ、ホタなどのパックや、氷の上に並べられた新鮮な魚介類がズラリ。サザエや夜光貝などの袋詰め・即売も行われ、目当ての品を買い求める人々でにぎわった。
当日は、キハダマグロの解体ショーとその場での即売会が行われたほか、購入した鮮魚をその場でさばく「三枚下ろしサービス」も実施。会場内には屋台や飲食ブースも設けられ、家族連れや島民で活気を見せた。
特設プールで開催された子どもたちに人気の「お魚つかみ取り」では、天然の海で、追い込み漁で確保し網で保管していた、生きのいい魚を会場へ搬入。水しぶきを上げながら魚を夢中で追いかける子どもたちのにぎやかな声が響き渡った。
同漁協所属で地域おこし協力隊の高橋雅子さんは「2年ぶりの開催でこんなに人が集まるとは驚いた。子どもたちが本当に楽しみに待っていてくれたのが伝わり、開催できて良かった。普段静かな港にこれだけ活気があふれるのを見られてうれしかった」と笑顔を見せた。