「yoron surfin festival Yoron Open(ヨロンサーフィンフェスティバル ヨロンオープン)」が9月22日、与論島のワタンジ海岸(与論町麦屋)沖で開かれた。
主催は与論町サーフィン連盟。台風の影響での延期を経て、4年ぶり2回目の開催となった。当日は地元与論のほか、沖縄や沖永良部、徳之島、奄美大島から総勢34人が集まった。
観戦会場は隣接するタティダラ海岸。選手らは助け合って船にボードを積み込み、透き通る青い海を渡って沖合のアウターリーフへ向かった。競技はフラッグとサイレンの合図でスタート。岸から遠いため、会場の日よけテント下ではモニターや双眼鏡で見守る姿が見られ、浜辺で子どもと海遊びを楽しむ家族連れなどが思い思いに過ごしていた。
開会式では同連盟の大内克人理事長があいさつし、奄美大島の法島竜選手が宣誓。島内のサーファーやボランティアが運営を担い、出番に応じてジャッジや実況を交代した。実況席から「このゆったり感がいいね」との声が聞かれるなど、終始和やかな空気に包まれた。
競技は「スペシャル」「オープン」「ビギナー」「ロングボード」「ウィメン」「ボディーボード」と、各島代表が競う「全島一」の計7クラスで行われた。終了後は茶花海岸のバーベキュー広場でアフターパーティーを開き、表彰式で一喜一憂しながら交流を深めた。
大内理事長は「奄美群島と沖縄の『島人(しまんちゅ)サーファー』をつなぎたいと企画した。ポイントが遠く、ジャッジの難しさもあったが、協力して乗り切った。波も腰から胸ほどのサイズでコンスタントに入り、技を繰り出せる波で、与論としては好状況だった」と振り返る。
出場と実況を務めた浜崎亮平さんは「全国を回ったが、これほどきれいな海で船やモニターまで整い、柔軟に対応してくれる大会はほかにない。近隣の島々でも魅力的な大会やツアー戦が開かれており、奄美群島は最高」と笑顔を見せた。