沖永良部島の和泊町歴史民俗資料館(和泊町根折)で4月1日に「沖永良部島古墓群オリジナル野帳」配布が始まり、国頭字在住の小高幸一さんがミッションクリア第1号として手に入れた。この野帳は古墓群が2月17日に国指定史跡に指定されたことを記念して作られたもの。
野帳の入手条件は、2月11日開催の「沖永良部島古墓群シンポジウム」または2月15日開催の「内城泉川古墓群めぐり」の参加者に配られた冊子に記載されたミッションをクリアすること。ミッションでは指定対象の古墓から「推し」の1基を写真撮影して同館で提示することや、同館の出土品展示を見学することが求められている。
野帳は黒と銀、緑と金の組み合わせの2種類。和泊町教育委員会文化財担当の北野堪重郎さんは「4つの墓の実際の調査測量図面をモデルに作成したイラストを表紙と裏表紙に刻印した」と話す。先着200冊限定で配布している。
第1号となった小高さんは緑色を選び、早速ゴムバンドを取り付けた。「最初に手に入れられたと知った時には少し誇らしかった。気分はすでにヤチョラー(野帳愛用者の呼称)」と喜ぶ。小高さんは短歌や俳句が趣味で、野帳はそれらを書くために使うという。
さらに小高さんは「野帳を頂いた歴史民俗資料館は素晴らしい施設なので、ぜひ訪れてほしい」と呼びかけた。北野さんは「なくなり次第で配布終了となる。国史跡の現地も見学して、早めに手に入れてほしい」と、早めのミッション挑戦を促している。