畦プリンスビーチ（徳之島町畦）で4月28日、海開きと安全祈願祭が行われた。高岡秀規徳之島町長をはじめとする役場関係者や島内の観光・レジャー関係者6人が参列し、海上安全と早期のコロナ感染終息を祈願した。

神事をとり行う藤田宮司

　徳之島高千穂神社の藤田善一宮司により神事が行われ、高岡町長と行沢弘栄（ひろえい）徳之島町議会議長が一年の海上安全を祈り、お神酒で海岸の清め祓（はら）えを行った後、参列者による玉串拝礼が行われた。

　祈願祭を主催した徳之島町役場おもてなし観光課の沖よしみ係長は「海のレジャーは楽しいが危険がつきもの。島民はもちろん、せっかく観光で訪れる方が事故に遭わないように、安全を祈願した。感染対策をした上で海にも遊びに来ていただければ」と話し、「町役場に観光や世界自然遺産に対応したおもてなし観光課が新しく創設されたので、私たちの活躍できる環境にいち早くなってほしい」とコロナ感染症の早期終息への願いも込める。

　同日には伊仙町、翌29日には天城町でも海開きと安全祈願祭が行われた。