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ヨロン島ビレッジ内のレストラン「たら」がリニューアル コロナ対策も強化

「ヨロン島ビレッジ」オーナーの池田大吾さん

「ヨロン島ビレッジ」オーナーの池田大吾さん

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 与論・茶花のホテル「ヨロン島ビレッジ」(与論町茶花)のレストラン「たら」が4月24日、リニューアルした。

店内写真 装飾はほとんどなく、シンプルな空間に仕上げた

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 今回のリニューアルは、天井がシロアリ被害に遭っていたことや、高齢になるおかみをはじめ従業員が十分な対応ができるよう店内導線の改善のために踏み切った。小上がりの座敷席をテーブル席に変更したほか、コロナ対策のため大型の空気循環器付きエアコンも導入し、ワーケーションなどで訪れる観光客にも利用しやすい空間を目指した。

 工事は、2年前の台風被害の際、復旧に向け同ホテルのリニューアルを請け負った業者が担当した。壁や床など「材質にこだわり」(オーナーの池田大吾さん)、シンプルな空間に仕上げた。

 池田さんは「コロナのこともあり、お客さま1人に対してのスペースを十分に確保することが先決だと思った。ビレッジを手掛けてくれた業者はチームビレッジだと思っている。前回の工事の時も住み込みで作業してもらい、家族のような関係を築くことができた。だからこそ今回もお願いしたいと強く思った」と振り返る。

 郷土料理をベースにしたオリジナル料理を提供している同店。ランチでは奄美の郷土料理「鶏飯(けいはん)」(1,300円)やヨロン産モリンガを使った「モリンガ麺のペペロンチーノ」(880円)を提供。ディナータイムは「日替わり夕食セット」(3,000円)をはじ始め、「鶏飯のお造り付き」やレディースセット(以上2,200円)も用意している。

 「今回のリニューアルは、多くの方の協力とサポートがあって実現させることができた。シンプルな空間のため、椅子やテーブルを外せば多目的なスペースとして利用できる。コロナが落ち着いたらギャラリーや小さな結婚式などにも使っていただければ」と呼び掛ける。

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