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与論島で父親が主役の子育て支援イベント 参加家族に笑顔広がる

お父さんと力比べ。父親ならではの遊びに会場は笑顔に包まれた

お父さんと力比べ。父親ならではの遊びに会場は笑顔に包まれた

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 与論島で2月11日・12日の2日間、父親が主役となる子育て支援イベント「父SUNDAY(とうさんでー)」 が開催された。

子どもを抱きかかえながら話を聞く1歳未満児の父親

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 主催は、子育て支援を行うNPO法人「よろん出産子育て応援隊あんまぁ~ず」。島内や鹿児島市内で整骨院やピラティススタジオを経営する同町出身の町永春樹さんを講師に迎え、同NPOが運営する子育て世帯に向けた居場所「ASiBee(アシビー)」(与論町茶花)、多目的運動場(茶花)、与論港コースタルリゾート(立長)の3カ所で開いた。

 イベントは、参加対象年齢「1歳未満児とそのお父さん」「1歳~3歳児とそのお父さん」「4歳~6歳児(未就学児)とそのお父さん」に分けて実施。各回、発育発達の理論から、年齢ごとに適した遊び方を講師が説明した後、実際に参加した父親と子どもが一緒になって遊ぶ形で行い、合計11組の家族が参加した。

 講師を務めた町永さんは「与論島には、心身ともに健康になれるフィールドがそこらじゅうに存在している。お父さんは仕事で大変だと思うが、遊ぶことによって子どもとのコミュニケーションをとってみては」とアドバイスする。

 参加家族の母親からは「娘は元気よくニコニコ笑顔で帰ってきた。私も一人時間を自分のペースで過ごせた。今後このようなイベントが増えて、子育てしやすい与論島になってくれれば」と今後の継続を希望する。

 同NPO代表理事の内野正世さんは「イベントを通して、お父さんたちが少し育児に自信を持ってくれたように感じた。父親が気軽に育児参加できる地域社会をつくるため、今後も継続して機会を作っていきたい」と展望を語る。

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