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沖永良部島でウエディングイベント 友人らが企画から運営までを手作りで

ライトアップされた中庭で参加者とスタッフの集合写真

ライトアップされた中庭で参加者とスタッフの集合写真

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 沖永良部島、和泊町畦布の一棟貸しのペンションで10月30日、コロナ禍で結婚披露宴が延期になっていた夫婦のためのフォトウエディングとガーデンパーティーが若者たちのアイデアで開催された。

ペンションの中庭で海をバックに記念撮影

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 新型コロナウィルスの影響で挙式を行えていない夫婦のため、その友人を島に招待する企画を「若沖洲会(わかちゅうしゅうかい)」が発案。開催のための経費はクラウドファンディングなどを活用して捻出。代表の吉田雄輝さんは「仲間のために島でしかできないことを企画したかった」と話す。

 主役になったのは一昨年に入籍した吉田さんの友人の森田悠士さん、友香さん夫婦。沖永良部島の景勝地でフォトウエディングを行った後、貸し切りのペンションでお披露目のイベントを仲間と楽しんだ。友人代表のあいさつや島唄などがオープンエアの空間で披露され、会場は笑顔に包まれた。森田さん夫婦は「とにかく嬉しい気持ちでいっぱい。みんな忙しいのに限られた時間の中、準備を進めてくれてみんなには本当に感謝。ウエディングイベントを通して、改めて島の良さに気付けたし、この島に生まれてよかった」と話す。

 島の友人や有志が集まり、企画から運営までを手作りで行った。ウエディングの衣装やヘアメーク、空間プロデュースを担当した「HAIR SALON STORY(ストーリー)」 の今井さつきさんは「沖永良部島で伝統も残しつつ、新しい結婚式スタイルを提案していきたい」と今後の展望について話す。

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