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徳之島で国内屈指の小中学生トライアスロン大会 小さな鉄人203人が激走

Aクラス(小学1・2年生)バイクスタート

Aクラス(小学1・2年生)バイクスタート

 闘牛と長寿の島・徳之島を舞台に、小中学生によるトライアスロン大会「第13回チャレンジKIDS徳之島大会」が7月4日、天城町B&G海洋センター(天城町浅間)で開催された。翌5日に開催される、755人の鉄人が挑んだ国内屈指のミドルレース「第39回トライアスロン IN 徳之島大会」へとバトンをつなぐ大会となった。

次々とバイクにまたがりゴールを目指してスタート

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 過去最多となる203人の児童生徒(小学生182人、中学生22人)のエントリーで、ジュニア世代のトライアスロン大会において、これほどの参加者が集まるのは全国的に見ても極めて珍しい。一昨年の115人、昨年の142人からさらに増え、ついに200人を突破した今大会。徳之島が日本有数のジュニアトライアスロンの聖地となりつつある。

 学年別の4部門に分かれたレースは、最高気温31.9度の真夏日という、大人の本大会さながらの容赦なく照りつける太陽の下でスタート。海沿いのバイクコースでは心地よい潮風を切り、最後のランでは家族や地元住民からの「頑張れ」という大きな歓声を受け、小さな鉄人たちが一歩一歩ゴールを目指して全力で力を振り絞った。

 見事ゴールを駆け抜けた天城小学校1年の浅野綸(いと)ちゃんは「きつかったけど、応援のおかげで諦めずに完走できてうれしかった」と、完走できた喜びを満面の笑顔で話した。過酷なコースを走り抜いた子どもたちの表情は達成感に満ちあふれていた。

 ジュニア世代の競技人口減少が課題となるスポーツも多い中、急増の背景にあるのは、徳之島ならではの「育む環境」があり、39年の歴史が生んだ「大人の背中を見て育つ文化」が島に根付いていること。天城町では、同町の学校や教育委員会が一体となった後押しに加え、「3種目もできるか不安」という子どもや保護者のために、地元の先輩アスリートらが行う事前練習会や試走会も充実させる。自転車の安全な乗り方から海での泳ぎ方まで丁寧に指導する環境があるからこそ、小学1年生や未経験の子どもでも安心して一歩を踏み出せていると保護者らはいう。

 キッズたちの熱い挑戦は、翌日の本大会へと見事な勢いをつけ、全国から集まった755人の鉄人たちが、灼熱の徳之島コースに挑んだ。

 激戦を制したのは、大会初の4連覇を果たした和歌山県の井邊(いんべ)弘貴選手と、2年ぶり4度目の女子優勝の埼玉県の巖淵(いわぶち)知乃選手。巖淵選手は、前日のキッズ大会(小1・2年の部)を制した巖淵宇珠さんと共に親族でのダブル快挙となった。地元・天城町出身の中山雄樹選手も総合6位(奄美勢トップ)と健闘。幼少期からハイレベルな大会を肌で感じて育つ、徳之島のアスリート育成の土壌の強さを見せつけた。

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