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沖永良部島でオリジナル・ウエディング 伝統残しながら新しいスタイル広める

新郎と新婦、仲間たちと

新郎と新婦、仲間たちと

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 沖永良部島・和泊町のコテージ「LOG INN tarasso(ログインタラソ)」で4月22日、知名町出身の穐田和磨さんと、大阪府出身の川田恵里さんのウエディング・パーティーが開かれた。

新郎新婦と参列者で記念撮影

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 新婦が嫁いだことで沖永良部島を初めて知った友人たちから、「沖永良部島に行ってみたいから、島で結婚式を挙げてほしい」と要望があったことがきっかけとなり、伝統的な結婚式が多い同島では珍しく、時代の変化に合わせたオリジナル・ウエディングが実現した。

 会場となった「Snufkins Burger cafe(スナフキンバーガーカフェ)店主の竹村匡平さん、ウエディングプランナーの今榮歌菜子さん、「hair salon STORY(ヘアサロン・ストーリー)」店主の今井さつきさんが、「離島でもおしゃれな結婚式が挙げられることを広めたい」という思いから、同施設でのパーティープランを考案。

 新郎新婦は奄美群島の伝統工芸品である大島紬(つむぎ)を身にまとい登場し、28人のゲストと共に屋外パーティーの時間を楽しみ、会場には笑顔があふれた。

 穐田さん夫婦は「沖永良部島と大阪では文化が違うため、結婚式は諦めようと思っていた。島でもカジュアルな結婚式ができると知って、自分たちらしいウエディング・パーティーが実現できてうれしい」と笑顔を見せる。

 参加した新婦の友人である工藤彩加さんは「時代に沿ったカジュアルな結婚式で、伝統的な衣装とガジュマルの木が印象的だった親友の結婚式。島が大切にしているものと、これからの未来を歩いていく2人が大切にしたい思いが重なり、祝福と愛に包まれたとても幸せな空間。沖永良部島が大好きになった」とほほ笑む。

 竹村さんは「田舎の良さを生かしたオープンエアのカジュアルウエディングで、新郎新婦、列席の皆さまの幸せの手伝いをさせていただけてうれしい」と話す。

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