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沖永良部島「音じゃぶらフェス」に島内外から400人 3年ぶり開催

出演者と観客の皆さまと集合写真

出演者と観客の皆さまと集合写真

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 コロナ禍で2年間開催できていなかった沖永良部島の音楽イベント「音(うとぅ)じゃぶらフェス」が4月22日、知名町で3年ぶりに開催された。「おとじゃぶら」は沖永良部島の方言で「兄弟」を意味する。

大山百合香さんと沖永良部高校エイサー部のステージ

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 2019年に始まった同イベントは今年で3回目。会場には約400人の観客が島内外から集まった。実行委員会の林富義志(とみぎし)委員長は、開会のあいさつで、「多くの人の協力や協賛で開催することができ感謝。イベント名の通り、音で会場が一体となってイベントを楽しみましょう」と呼びかけた。

 前半は伝統芸能を継承する団体や保存会のステージ、後半はスペシャルゲストで沖永良部島出身の前田博美さんや大山百合香さんの歌声が響き渡り、「えらぶゆりの花」「サイサイ節」の総踊りでは会場全体に踊りの輪が広がった。前田さんは「島内外からたくさんの方がお越しくださり、最後の総踊りでは皆さんの笑顔が見れて本当にうれしい」、大山さんは「今回制限なくみんなで歌って踊れて大変うれしい」と、それぞれ笑顔を見せた。

 横浜からツアーに参加して訪れた来場者は「初めて参加したが、伝統芸能を継承しているだけでなく精神も継承していると感じた、島のエネルギーを体感できて良かった」と目を輝かせた。

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