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徳之島でキャンドルナイト 樹齢300年ガジュマルの下、三味線の音色響く

トリを務めた中島清彦さん(右)と鶴幸子さん(左)の島唄(写真提供=徳之島ゲストハウスみち)

トリを務めた中島清彦さん(右)と鶴幸子さん(左)の島唄(写真提供=徳之島ゲストハウスみち)

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 徳之島・伊仙町による「令和2年度集落活性化推進事業」の改修工事を終え4月に一般公開された、樹齢300年のガジュマルがそびえ立つ前里屋敷(伊仙町阿権)の庭で11月6日、キャンドルをともし、月夜を眺めながら楽しむコンサートが開かれた。

まえざと音楽同好会によるアンサンブル

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 主催は阿権集落と徳之島ゲストハウスみち。徳之島の唄者、中島清彦さんの島唄、「まえざと音楽同好会」によるバイオリン、フルート、ピアノのアンサンブル、「twins.y」によるギターアンサンブルに、約30人の観客が聞き入った。

 元阿権集落区長である平陽子さんの「前里屋敷でキャンドルナイトを開きたい」という要望を受け、徳之島ゲストハウスみちと集落の住民がイベントを企画。毎月3回、前里屋敷を会場として島唄教室を開く中島清彦さんに出演を依頼し快諾を得た。

 当日、前半にアロマキャンドルワークショップを開き、徳之島産の蜜蝋を使い「お気に入り」の香りのキャンドル作りを行った。6種類のハーブティーを楽しみながら歴史的建造物である前里屋敷を会場に、演奏と島唄に耳を傾けた。天城町から家族で参加した山口いずみさんは「ライトアップされたガジュマルの木の下で、すてきな徳之島の島唄が聴けるのがぜいたく。島唄が心に染みる。またこのような機会があれば、ぜひ参加したい」と話していた。

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