暮らす・働く

NPO・あんまぁ~ず、「子育てシェア」目指し与論島内でアプリ普及推進へ

「アズママ認定・地域サポーター シェア・コンシェルジュ」となった「あんまぁ~ず」の4人

「アズママ認定・地域サポーター シェア・コンシェルジュ」となった「あんまぁ~ず」の4人

  • 139

  •  

 与論町で子育て支援を行うNPO法人「よろん出産子育て応援隊あんまぁ~ず」が、子育てを頼り合う地域ネットワークサービス「子育てシェア」を運営する株式会社AsMama(アズママ)から鹿児島県で初めてコラボ団体として認定された。これに伴い、同NPOメンバーの村上さん、山下さん、重久さん、沖さんの4人が3月、「アズママ認定・地域サポーター シェア・コンシェルジュ」になった。

「シェア・コンシェルジュ」となった(左から)山下さん、重久さん、沖さん、村上さん

[広告]

 4人は「子育てシェア」アプリ活用の推進をはじめ、地域の人と人のつながりづくりをサポートし、顔見知り同士で頼り合えるシェア・コミュニティーを広げる役割となるためのイベント企画やSNSの発信などを行っていく。

 同NPOはこれまでも、与論島内の子育て世帯をターゲットとした制服・学用品リユースプロジェクト「attara(アッタラ)」や大型不用品マッチングサービス「M+attara(マッタラ)」、ママ向けイベントなどを行ってきた。今後は「子育てシェア」アプリを利用しながらさらに利便性を高めていく。

 沖さんは「与論島は地域の方の協力もあり、子育てがしやすい環境である一方、子育て情報が少なく必要な人に必要な情報が行き届いていない現状もあった。これまで『あんまぁ~ず』としてもSNSを活用し情報発信をしていたが、子育てシェアアプリの導入と利用促進で、それぞれ必要な人同士のやりとりが増え、今まで以上に地域のつながりづくりにつなげることができ、『あんまぁ~ず』のミッションである「与論愛の連鎖でママを笑顔に」することにつなげられるとわくわくしている」と話す。

 村上さんは「元々、おせっかいが大好きな『あんまぁ~ず』メンバー。現在、与論島内のシェア・コンシェルジュは4人のみだが、今後、子育て世帯のサポートをしたい人、子育て世帯向けイベントを主催したい人、人と人をつなげたい方が増えるとうれしい。一緒に島の子育て世帯を盛り上げたい人を巻き込んで、さらに子育てしやすい島になっていけば」と期待を込める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース