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与論小で運動会 創立150周年祝い集落対抗種目も復活

空撮に手を振る児童と地域住民

空撮に手を振る児童と地域住民

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 与論小学校(与論町朝戸)で10月26日、「第129回運動会」が開催され、12月に迎える創立150周年を記念し、コロナ禍以来初めて集落対抗の地域種目も復活した。

全力で走る児童と応援する保護者ら

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 スローガンは「全力出し切るワラビンチャーと元ワラビンチャー」(ワラビンチャーは与論方言で子どもたち)。

 多くの地域住民が参加し、児童らは温かなまなざしに見守られ、競技や応援合戦、ダンスに全力で取り組んだ。地域住民による集落対抗戦では、ゲートボール、ソテツの実入れ、集落対抗綱引き、地域対抗リレーなどで熱戦が繰り広げられた。

 3~6年生児童による表現「響け!悠久の彼方へ」では、川畑アキラさんが歌う「ダイナミック琉球」とコラボレーションしたエイサーや、伝統芸能「与論十五夜踊り」を取り入れた。

 年代別パレードでは、世代ごとに卒業生らがグラウンドを行進。仮装やパフォーマンスで会場の笑いを誘った。そのほか、児童、保護者、来場者も参加し、「150」の数字を人文字で表し、ドローン撮影も行った。

 閉会式で児童代表の竹村朱織さんは「6年生にとっては今年が小学校生活最後の運動会だった。最高の運動会にしようとみんなで力を合わせてたくさん練習をしてきた。運動会を通して学んだ事を生かして150周年の学校をますます盛り上げていきたい」と話した。

 荒殿博昭校長は「子どもたちは練習の成果を出し、何よりも楽しそうにしていたのがとても良かった。地域の方々が、いつも子どもたちを見守ってくれているので、頑張る姿を見ていただけた」と振り返る。

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