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徳之島の児童、ハブへの感謝つづり最優秀作品賞 ファミマ「ありがとうの手紙コンテスト」

最優秀作品賞を受賞した天城町立町立岡前小学校3年宇都佑星さん(左)

最優秀作品賞を受賞した天城町立町立岡前小学校3年宇都佑星さん(左)

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 ファミリーマートが主催する「ありがとうの手紙コンテスト」九州・沖縄ブロック中学年の部で最優秀作品賞を受賞した天城町立岡前小学校 3年の宇都佑星さんへ3月4日、ファミリーマート天城店(天城町天城)から、お祝いとしてお菓子が贈られた。

ファミリーマート天城店オーナー福本哲良さん(左)、と握手をする宇都佑星さん(右)

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 13回目となる2021年度は「いつも感じるありがとうの気持ちに加えて、“わたしたちの未来に向けたありがとうの気持ちを書こう”をテーマに、持続可能な社会の実現に向けて、子どもたちから自然や環境、住みやすい街への感謝の気持ちなどをつづった手紙」も募集し、6月~10月の応募期間に全国から3万3979通の手紙が寄せられた。

 佑星さんは小学1年の時に母から勧められ応募したことをきっかけに毎年応募しており、今年は徳之島が世界自然遺産へ登録されたのをきっかけに、毒蛇であるハブへの思いが変化したことを手紙につづり、応募。「自分が大きな賞を受賞したことに驚いたが、うれしい」と笑顔を見せた。

 ジャーナリスト・池上彰さんが委員長を努める審査員からの講評として、「ハブへの思いが変化し感謝の気持ちになっていく様子が巧みに書かれている。自然の素晴らしさと守ることの大切さを語る決意も心地いい」と評価する。

 同店オーナーの福本哲良さんは「ハブだけでなく多くの希少な生き物がいる。子どもの頃から自然と触れ合うことが重要。アマミノクロウサギなどの動物にも会えるよう、案内してあげたい」と話す。

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