高校生が企画した高齢者向けのストレッチ教室が6月7日、与論島の叶自治公民館(与論町朝戸)で行われた。
同教室は、与論高校3年の喜山惺太さんと柳澤あすとさんが「総合的な探究の時間『ゆんぬ』」の探究テーマの中で企画したもの。「けがによる不本意な離農を防ぎ、長く元気に農業を続けてほしい。けが予防は健康維持だけでなく、地域の農業を守る力になるのでは」と考え、高齢者向けのストレッチ教室を企画した。
当日は、農業に従事し課題テーマのきっかけとなった柳沢さんの祖母をはじめ、地域住民ら14人が参加。高校生2人の堂々とした指導に合わせ、参加者らは張り切って体を動かした。
プログラムは主に椅子に座って自宅でもできるメニューで、体を痛めないよう強度を抑え、こまめな休憩と給水の時間を設けるなどの工夫も凝らした。
柳澤さんは「思った以上に元気で、普段から体を動かしていることが分かった。ひねりの動きや、肩の硬さ、足を高く上げられないなどにも気付いた。将来はスポーツに関わる仕事に就きたい。けがをしないでスポーツを続けられるような知識を身に付けたい」と話す。
喜山さんは「皆さん明るくて場を盛り上げてくれて、とても楽しかった。今回のイベントでこういう仕事も楽しそうだと感じた」と振り返る。
参加者からは「楽しく体操できた」「体をほぐして軽くなった気がして爽快。今後も続けていきたい」「無理のない体操だった。この先も元気でいられる」「頑張っている2人の姿を見て元気をもらえた」などの声が聞かれた。