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沖永良部島で「農業祭」 島料理など提供、創作ミュージカルも

同島産の食材や料理を求める人々でにぎわう販売ブース

同島産の食材や料理を求める人々でにぎわう販売ブース

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 「第62回和泊町農業祭」が11月23日、さわやかな秋晴れの空の下、沖永良部島・和泊町役場庁庭で開催された。販売ブースでは24店が軒を連ね、多くの来場客でにぎわった。主催は同町とJAあまみ和泊事業本部。

「えらぶ百合物語」ステージ

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 会場には、11月に漁の解禁日を迎えたソデイカを使った料理や、島に自生する植物の月桃を使った草木染のアクセサリーなどが並んだ。ステージでは、6団体が歌やダンスなどのパフォーマンスを披露。

 来年5月に関西公演を控える島民創作ミュージカル「劇団えらぶ百合物語」の沖永良部高校1年の冝喜心(ぎき・こころ)さんと村田七菜さんはそれぞれ「魅力が伝わるためにどうすればいいかを皆で考え、(例年の)あいさつに初めて演技を取り入れた」「目指したパフォーマンスになるよう、普段以上に練習した。関西公演では島の子どもたちのエネルギーを関西の人たちに届けたい」と意気込む。

 運営スタッフで同町経済課の前田翔清さんは「出店も満員で、コロナ禍の頃を感じさせない盛り上がり。午後からは『むら自慢芸能大会』があり16団体が出演する予定」と話す。

 移住2年目で、今年初めて出店した佐藤さん夫婦は「島ならではの伝統的な踊りを見ることができ、イベント終盤には賞品が当たる抽選会もあり、最初から最後までわくわくできた。準備は大変だったが、島の方々と出会うきっかけができたので良かった」と振り返る。

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