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与論町で方言かるた大会 方言に触れ、一瞬を競い合う

競技の様子。チームでかるたを取り合う

競技の様子。チームでかるたを取り合う

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 「第15回与論(ユンヌ)カルタ大会」が12月16日、砂美地来館(与論町茶花)で行われた。主催は与論町子ども会育成連絡協議会など。 

校長先生チームは子どもたちの本気にたじたじ

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コロナ禍で一時中断したが、昨年再開し、今年は各集落の子ども会から90人が参加した。子どもたちは3人1組の団体戦でかるたを取り合った。

 同大会は、「与論(ユンヌ)かるた」という与論島の方言を使ったかるたを使い、遊びながら与論の方言に親しみ、自然・歴史・習慣を知ることができる。中学生が主導して司会進行係や読み手、記録係、審判などを務めているのも特徴。

 トーナメントを勝ち上がり、優勝した那間ニ班の「天下統一チーム」谷山亜花梨さんは「勝てると思っていなかったので、とてもうれしい」と喜びを語った。

 各集落の子どもたちに交ざって参加した「校長先生チーム」の段原修司茶花小学校長は「うれしそうな顔、真剣な顔や地域行事の文化に親しんでいる様子が見られるところが大きな良さ」と話す。

 同町教育委員会の中山義和教育長は「子どもたちのすごさと可能性を感じる大会だった。文化的でもあり、スポーツ的でもあるかるた大会を継続していきたい。大会運営でサポートした中学生のお兄さんお姉さんを見て、子どもたちもしっかり育っていってほしい」と講評した。

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