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NHK鹿児島で「沖永良部島」特集 島民が見守る中、国頭小運動場から中継

NHK鹿児島放送局アナウンサーの白鳥さん(右)、キャスターの宮田さん(左)、ERABUサンサンテレビアナウンサーの前沢さん(中央)

NHK鹿児島放送局アナウンサーの白鳥さん(右)、キャスターの宮田さん(左)、ERABUサンサンテレビアナウンサーの前沢さん(中央)

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 沖永良部島の国頭小学校(和泊町国頭)の運動場から11月21日、NHK鹿児島放送局が中継放送を行った。当日はVTRを放映する合間に、現地から沖永良部高校エイサー部が琉球伝統舞踊のエイサーを星空の下で披露。50人を超える地域住民が中継を見届けた。

中継を見守る地域住民ら

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 同局の番組「情報WAVEかごしま」では21日・22日の2日間にわたり、「うとぅるしゃんど!エラブ」と題した沖永良部島特集番組を放映。19日に行われたマラソン大会の様子や伝統工芸品の芭蕉布、EVカーを活用した脱炭素の取り組みなど「うとぅるしゃん(島の方言で「すごい」の意味)」な話題を取り上げた。

 同局アナウンサーの白鳥哲也さんは「小学生のときに旅行で来て、フリージアの摘み取りをしたことを覚えている。鹿児島は島が多いが、種子島や屋久島ともまた違う。沖縄放送局にもいたので近しい文化を感じ懐かしい」と笑う。初めて同島を訪れたキャスターの宮田侑季さんは「視聴者投稿の写真を通して知っていたので、楽しみにしていた。どこで写真を撮っても絶景。これからは自分の言葉でも島のことを伝えていきたい」とほほ笑む。

 ゲストアナウンサーとして中継に参加した、和泊町ケーブルテレビ局「ERABUサンサンテレビ」アナウンサーの前沢綾香さんは「中継はあっという間だった。NHKの皆さんは何週間も取材を重ねて魅力を深掘りしてくれた。私自身も島について知らないことが多いので、たくさんのものに触れていきたい」と振り返る。

 宮田さんは「番組は視聴者コーナーにも力を入れているので、島民の皆さん一人一人が魅力の発信者として集落行事や景色などの写真を寄せていただきたい。私たちもそのお手伝いができれば」と島民へメッセージを送った。

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