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与論島で「ヨロンサンゴ祭り」花火大会 コロナ禍で1年ぶりに花火打ち上げ

与論島茶花海岸で打ち上げられた花火(写真提供=風来坊さん)

与論島茶花海岸で打ち上げられた花火(写真提供=風来坊さん)

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 与論島の茶花海岸で11月14日、コロナで延期されていた「ヨロンサンゴ祭り」の花火大会が行われた。約2000発の花火が打ち上がると、観客から歓声が上がった。

2021年与論町連合青年団のみなさん(中央:団長の田畑さん)

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 与論島では青年団が企画・運営する「ヨロンサンゴ祭り」が行われ、フィナーレの花火は恒例となっていたが、昨年はコロナの影響を受け完全中止となっていた。今年もコロナ禍の影響を受け奄美群島の島々の夏の大規模イベントが中止になる中、青年団長の田畑和将さんを中心とした実行委員会メンバーは「どうにか開催できる方法」を模索し、今年は花火のみの開催を決定。本来は8月に実施予定だったが、与論島内でのコロナ感染者の状況を踏まえて延期を決め、今回の実施となった。

 29歳までの島民を団員とする与論島連合青年団団長の田畑さんは「クラスターの懸念もある一方、花火だけでも上げてほしいという島民の声に後押しされ、町長含む関係各所と相談し、どうにか開催することができた。子どもたちをはじめとした町民全員に笑顔になる時間になっていれば」と話す。

 青年団員の南勇輔さん「コロナの次は軽石と最後まで実施できるか不安だったが、どうにか当日を迎えられて良かった。多くの人に見てもらえて、やって良かった」と安堵(あんど)の表情を見せる。

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