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沖永良部島にスパイスカレー「薩摩かるま」 南インドカレーと島野菜がコラボ

キッチンに立つ「薩摩かるま」の店主・濱平麻佑さん

キッチンに立つ「薩摩かるま」の店主・濱平麻佑さん

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 沖永良部島・和泊町に6月4日、スパイスカレー店「薩摩かるま」が再オープンした。4月9日の開店後、翌月7日に発令された和泊町を対象に含む感染拡大警報を受けて一時休業。営業再開を受けて、島では珍しいカレーを求め女性客を中心に席が埋まった。

「かつおだしとホタテの白いカレー」

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 店主の濱平麻佑さんは南インドでスパイス料理と出合い、「病弱だった体がみるみるうちにたくましくなっていった」と振り返る。その魅力を多くの人に伝えたいと思い福岡でオープンしたものの、新型コロナウイルスのあおりを受けて閉店。離島を巡る中、現在利用しているシェアキッチンのオーナーからの協力と勧めを受け店を復活させた。店名の由来は出身地の鹿児島の旧国名である薩摩と、古代インド語で行為や宿命を意味するカルマから。

 カルダモン、ガラムマサラ、ウッドシナモン、クミンシードなど15種類以上のスパイスを調合。だしや麹(こうじ)といった日本の伝統調味料のほか、里芋やオクラ、ナスなどの島野菜も積極的に取り入れ、沖永良部島と日本と南インドを組み合わせたフュージョン料理を生み出している。米の炊き込みにはターメリックやビーツ粉を使い色鮮やかなのも特徴。

 メニューは週替わりで、価格は900円。追加のサイドメニューにサラダ(200円)、サラダ・ドリンクセット(300円)。トッピングは100円で、「タンドリーチキン(1個)」「半熟卵」「チェダーチーズ」から選べる。

 通常の営業は金曜・土曜のみで、営業時間は11時~14時。メニュー内容は前日までにインスタグラムで知らせる。

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