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知名町で「ふるさと夏祭り&大山祭り」開催へ 町民手作りの舞台裏

青年部部長・金城良太郎さん(左上)実行委員長・田畑輝明さん(右上)SNS広報担当の林未幸(通称=みゅうみゅう・左下)さんと宇山一麻(うやまかずま)さん(右下) 

青年部部長・金城良太郎さん(左上)実行委員長・田畑輝明さん(右上)SNS広報担当の林未幸(通称=みゅうみゅう・左下)さんと宇山一麻(うやまかずま)さん(右下) 

 沖永良部島の知名町で7月25日・26日の2日間、「知名町ふるさと夏祭り&大山祭り」が開催される。町民によるパレードや伝統のくり舟競争、自衛隊の音楽隊演奏など多彩なプログラムが予定されており、開催に向けて地元の準備が本格化している。

取り付けを待つちょうちんの数々

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 今年の実行委員長を務めるのは、これまで長年にわたり消防団として交通規制の誘導など裏方として祭りを支えてきた商工会青年部の田畑輝明さん。「初めて表舞台に立って全体をけん引する大役に緊張もあるが、夏祭りを全力で楽しみたい」と笑顔。

 会場装飾では、今年は例年以上にちょうちんの数を増やし、新たにLED電球を導入。商工会青年部を中心とした町民の手によって、温かみのある会場作りが進められている。

 今回は新たな試みとして、SNS広報担当の林未幸(通称=みゅうみゅう)さんと宇山一麻さんが、準備の舞台裏を動画で積極的に配信。普段は見られない実行委員長や青年部の作業風景を可視化し、町民の手作り感のある夏祭りの舞台裏を伝えている。

 祭りの最後を飾る26日の本祭の花火大会では、4981発の花火を打ち上げる予定。花火大会は、地元の商工会青年部の有志が自ら打ち上げを担当しているのが特徴。10年前に始まったこの取り組みは、現在では商工会内で10人が花火師の資格を取得するまでに成長。「フェリーからの花火の荷下ろし、配線、養生から実際の打ち上げまで、全ての工程を自らの手で完遂する」と青年部長の金城良太郎さんは話す。

 この活動に対し、今年は町民や地元企業から寄せられた協賛金や募金の総額が530万円を超えた。青年部が10年間培ってきた技術と、地域からの支援が結実する形で当日の夜空を彩る。

 2日間にわたる祭りは、多彩なプログラムで構成。初日の25日は、夕方から25店の出店が集う中、華やかなパレードで幕を開け、続いて自衛隊南西航空音楽隊が演奏を披露する。夜にはステージ発表や盆踊りを行い、初日を締めくくる。翌26日は、午前中に海上での伝統的な「くり舟競争」を開催し、熱い戦いが繰り広げられる。その後、午後から自衛隊と子どもたち向けのイベントも予定。夕方から再びステージ発表や盆踊りが行われ、フィナーレの花火大会へとつながっていく。
 知名町の夏祭りは、ちょうちんの設置から寄付に至るまで、町民一人一人が主体的に関わる手作りの運営が定着しているのが特徴。商工会青年部、地域住民が一体となり、沖永良部島の夏を盛り上げる2日間となる。

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