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与論町で「わんぱく相撲奄美大島場所」 群島の子ども84人が熱戦

真剣に技を競う児童

真剣に技を競う児童

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 「第33回わんぱく相撲奄美大島場所in与論」「第4回わんぱく相撲女子奄美大島場所in与論」が6月1日、琴平神社境内(与論町立長)で開かれた。

開会式の様子。「わんぱくピース」をする児童ら

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 同大会は奄美群島各地から9チーム・84人の未就学児、小学生が集まり、団体戦と個人戦で競い合う。4年以上の個人戦優勝者は全国大会への出場権を得る。奄美大島青年会議所が主催し、与論町相撲連盟が主管する。

 雨が断続的に降る中、多くの保護者や観客に見守られながら、児童らは土俵上で真剣に技を競い、仲間に声援を送る姿が見られた。

 同会議所の沖道成理事長は開会のあいさつで、「自分の好きな相撲に取り組むことで、体をぶつけ合い、勝利を喜び合い、負けを悔しがる、そんなたくさんの感情を明日からの笑顔につなげてほしい」とエールを送った。

 与論町(茶花小)5年の野口維吹君は「相手チームが強かった。来年はもっと強くなって、2位か3位を狙いたい」と意気込みを見せる。

 団体の低学年の部は笠利やちゃ坊相撲クラブ、高学年の部は住用相撲クラブAが優勝した。学年別個人戦は4年で川畑優志(住用相撲クラブ)、5年で川畑天進(住用相撲クラブ)、6年で中野誠成(和心館)が、女子は4年で亘紗優花(和心館)、5年で中田心瑚(和心館)、6年で川本萌香(伊仙町相撲スポーツ少年団)が優勝し、全国大会の出場権を得た。

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