和泊町立大城小学校で7月12日、30年以上続く郷土学習「米作り」の一環で稲刈りが同校にある田んぼで行われた。
当日は晴天の下、児童や保護者、大城小もりあげ隊メンバーなど約80人が参加した。児童を中心に稲の束を鎌で丁寧に刈り取った。刈り取った稲は稲わらで束ねて、昔ながらの足踏み脱穀機と自動脱穀機の二手に別れて作業を行い、収穫する喜びと大変さを体験した。
同校の野口浩二校長は「普段食べている米の一粒一粒の大切さを学べた。児童が少なくなる中、保護者や地域の人たちの協力があって活動が長年継続できている。とても感謝している」と体験活動を締めくくった。
11月には収穫したもち米で餅つき大会を予定している。