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沖永良部島・大城小で「黒糖作り」体験 30年以上続く郷土学習

釜に入れた糖蜜をかき混ぜる子どもたち

釜に入れた糖蜜をかき混ぜる子どもたち

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沖永良部島和泊町の大城(おおじろ)小学校で1月26日、30年以上続く郷土学習「黒糖作り」が全校児童43人と地域の人々合わせて80人で行われた。

サトウキビをかじる園児

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 前日に同校の敷地で栽培されたサトウキビを地域の人たちと刈り取って当日の黒糖作りに備えた。早朝7時半から地域住民やPTAが集まりサトウキビを搾る機械を設置し、黒糖を煮詰めるための釜に火入れして汗を流した。

 サトウキビを搾る工程から黒糖になるまでの作業を、5、6年生が中心となって行った。途中下級生や隣接する大城こども園の園児たちも工程を見学しに訪れた。

 途中、サトウキビをかじったり、搾りたての汁をなめてみたりして、黒糖へ形を変えていく様子を児童・園児らは笑顔で体験・見学した。

 野口浩二校長は「地域の人たちの協力で毎年素晴らしい郷土学習が開催できている。感謝の気持ちでいっぱいで、児童や皆さんの楽しそうな笑顔を見るのが毎年楽しみな学習」と笑顔を見せる。

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