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徳之島・山小で全長30メートルのそうめん流し 33段階段で50人が舌鼓

そうめん流しを楽しんだ山の子どもたち

そうめん流しを楽しんだ山の子どもたち

 徳之島町の山(さん)小学校(徳之島町山)で7月17日、終業式を終えた全校児童13人と教師、保護者、未就学児、中学生が集い、全長約30メートルのそうめん流しを楽しんだ。

多くの人が参加しにぎわいを見せた

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 同企画は、1学期の労をねぎらい、大人も子どももこれから始まる夏休みを楽しく過ごしてもらうためのイベント。一昨年の肝試し大会、昨年のミニ夏祭りが好評を博したことから、今回は新たな企画として、そうめん流しを発案した。

  そうめん流しの竹樋(どい)を設置したのは、山小学校の第2校庭へと続く長い階段。昭和40年代、在籍児童数が300人を超えていた山小学校ではグランドの拡張が必要となり、19XX(昭和44)年に校舎西側の小高い丘を切り開き、第2校庭が完成。その校庭へと続く33段の階段は、山小学校を象徴する建造物として地元住民からも長く愛されている。

 前日に担当の保護者らが地元の竹林から竹を切り出し、大きさを合わせ、階段の手すりを利用し、S字型(の流しを準備。竹樋を固定し、水量を調節しながら次の竹に移る際の急カーブでそうめんの落下を防ぎ、スムーズに流れるように試行錯誤を繰り返した。イメージ通りにはいかない部分も多く、実際の作業は、強い日差しの中、想定以上の時間を要した。PTA会長の長井翼さんは「初めての試みで竹の設置に苦労したが、子どもたちが喜ぶ表情を想像すると楽しくできた」と難作業にも笑顔を見せた。

 当日は50人分のそうめんを湯がき、薬味は好みに合わせ各家庭で用意、17時過ぎに子どもたちの歓声と共にそうめん流しがスタートした。

 手作りの竹の器を手に持ち、それぞれの場所で流れてくるそうめんを上手にすくい、つゆに漬け味わうそうめんに子どもたちの「おいしい」の声が響いた。途中急カーブを曲がり切れず落下するそうめんもあったが、上段、中段、下段にも満遍なく行き渡り、それぞれの場所で流れてくるそうめんをおいしく口にした。

 本年度のふるさと留学生として東京から転入してきた中ちなみさん(小学5年)は「楽しかった。いっぱい食べた。前の学校ではなかったイベント」と話し、妹のすみなさん(小学2年)も「おなかいっぱいになった。面白かった」と初めての経験を楽しんだ。同じく茨城県から赴任した秋山恵美子教諭は「未就学児から中学生まで地域の子どもたちがとても仲良く、面倒見がいいことがとても印象的で、地域が一体となって子どもたちの成長を見守っていると感じる。島に来てこの数カ月で多くのことを経験できた」と振り返る。

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