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知名町・シマグワ事業、「MEGURU ERABU」にリブランディング

新パッケージの商品とウェブサイトを紹介する窪田さん

新パッケージの商品とウェブサイトを紹介する窪田さん

 知名町で進められてきたシマグワ(島桑)事業を展開するサンジキが、ブランドの全面リニューアルを行った。7月8日に公式サイトを開設し、同13日にはECサイトで全国販売を開始。リブランディングとウェブ戦略の強化で市場開拓を進め、目標に掲げる2027年の完全民営化に向けた経営基盤の確立を急ぐ。

工場の前で商品紹介する窪田さん

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 新ブランド「MEGURU ERABU(メグル エラブ)」の始動に伴い開設されたウェブサイトでは、多様化する現代のライフスタイルに合わせた商品展開を前面に打ち出す。オフィスや外出先への携帯性を高めたスティックタイプの青汁をはじめ、調理用として汎用(はんよう)性の高いシマグワ粉末、さらにはリラックスタイムでの飲用を想定したティーバッグやオリジナルタンブラーなど、「(シマグワを)日常のあらゆるシーンに浸透させるための製品群をラインアップした。都市部で働く島出身の若年層や全国の健康志向層をターゲットに据え、ウェブ上にダイレクトな顧客接点を設けることで、リピート率の向上とブランド認知の拡大を図る。

 同事業は2012(平成24)年の開始以降、約10年間にわたり思い通りに成果が出なかった。転機となったのは、知名町役場で同事業の担当となった吉田雄輝さんが島内営業の強化に奔走し、その熱意に共感した幼なじみの窪田貴史さん(サンジキ社長)が経営を引き継いだこと。窪田社長は、これまでに一般社団法人「シマスキ」などで培った地域活性化のノウハウを投入し、特産品のジャガイモとシマグワをセット販売するなど現場主導の経営改善を推進。ノンカフェインや血圧抑制といった健康需要を捉えた商品特性が島民を中心に支持を広げ、販路拡大へとつなげた。

 現在、役場の担当者は吉田さんから後輩の武元さんへと引き継がれ、行政側による伴走支援の体制は維持されている。しかし、同事業の最終的な目標は行政補助に依存しない「産業の自立」。窪田さんは「一過性の地域特産品ビジネスに終わらせず、Uターンした若者が就業できるような事業モデルの構築を進める。今回のリブランディングと公式サイトの完成を機に、島内に新たな雇用の循環を生み出し、UIターン者が定着できる持続可能な島づくりに向けた挑戦をさらに加速さたい」と意気込む

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