奄美群島南三島経済新聞、開設後初の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、念願だった徳之島への移住を実現した男性が9月にオープンした唐揚げ店「から吉」の記事だった。
ランキングは今年6月の開設以来、12月25日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位は以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 徳之島に唐揚げ店「から吉」 大阪から移住し新店立ち上げ(10/4)
2. 海底火山から噴出した軽石が与論島にも漂着 有志メンバーが撤去作業(10/22)
3. 沖永良部島にスパイスカレー「薩摩かるま」 南インドカレーと島野菜がコラボ(7/14)
4. 与論島に新宿泊施設とカフェ 宿泊客だけでなく島人のニーズにも応える(10/29)
5. 沖永良部島知名町に自家製麺讃岐うどん「天猿」 テラス席も(6/9)
6. 沖永良部島の人気海水浴場ワンジョビーチに海の家「ワンジョイ」(8/26)
7. 沖永良部島に子育て支援施設「スマッピー」 閉院した病院をリノベーション(10/13)
8. 東日本大震災の遺物が与論島に漂着 ビーチクリーングループ「海謝美」が発見(10/25)
9. 「百合が浜」をテーマに2022年カレンダー 与論島一の観光スポットにフォーカス(8/20)
10. 沖永良部酒造「稲乃露30%」 仏パリの焼酎コンクールで金賞受賞(8/25)
1位となった徳之島の唐揚げ店「から吉」のほか、3位の沖永良部島のスパイスカレー「薩摩かるま」、4位の与論島の新宿泊施設「刻の宿 SUZUKAZE」と併設カフェ「LITTLEBEACH3540」と、移住者による新店が話題を集めた。
与論島に漂着した軽石を有志メンバーが撤去する様子を伝えた2位の記事や、7位の沖永良部島に島の母親たちがオープンした子育て支援施設「スマッピー」、8位の与論島のビーチクリーングループ「海謝美」の記事など、民間から地域の課題を解決しようという取り組みも注目を集めた。
新型コロナ感染症に大きな影響を受けた中、移住者による新しい挑戦や有志による社会課題の解決へ向けた取り組みなど力強い動きが広がっている。来年は新しい日常の上で、多くの明るいニュースをお届けできることを願ってやまない。