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与論町・ヨロン島観光協会、持続可能な観光推進でJAL・JACと連携

左から、武井真剛日本エアコミューター代表取締役社長、田畑克夫与論町長、川畑充男ヨロン島観光協会代表理事、関谷岳久日本航空 関係・つながり創造部部長

左から、武井真剛日本エアコミューター代表取締役社長、田畑克夫与論町長、川畑充男ヨロン島観光協会代表理事、関谷岳久日本航空 関係・つながり創造部部長

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 与論町とヨロン島観光協会は9月4日、ゆんぬ体験(与論町立長)で、同町の持続可能な観光(サステテナブルツーリズム)推進に取り組みで相互に協力する覚書を、日本航空、日本エアコミューターと締結した。

挨拶する田畑克夫与論町長

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 2021年よりグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(以下、GSTC)が制定した国際基準に基づく持続可能な観光地づくりに取り組んでいる同町。2021年、2023年には国際的認証団体のグリーンデスティネーションズの「持続可な観光地トップ100」にも選ばれている

 GSTC認証は観光事業者や地域が経営、社会経済、文化、環境を全てマネジメントするための基準。今後、JALグループと共にGSTCの国際認証の取得を通じたサステテナブルツーリズムの推進、安定した財源確保、魅力的な観光商品造成を目指す。

 ヨロン島観光協会サステテナブルコーディネーターの柳田真希さんは取り組みの紹介で、「日本初のGSTC認証観光地を目指している。関係者が一体となり、住民のシビックプライド(愛島心)を向上させながら観光産業を発展させ、来島者の満足度向上を目指している」と話す。「与論島は1980年代にオーバーツーリズムによって文化の消失や環境の破壊、経済への影響を経験している。住民が幸福であるように、地域向けと観光事業者向け2つの指標が入ったGSTC認証を目指している」とも。

 和歌山大学観光学部の木川教授は「これまでサステナブルツーリズムの分野で関わってきた。地域の人が世界に向けて観光を打ち出していくこと自体が素晴らしく、感慨深い」と期待を込める。

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