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外国人旅行者と島民が会話できる「沖永良部島版指さし会話帳」完成 方言も

参加者らが外国人旅行者役とサポート役に分かれ、指さし会話帳を使って会話する様子

参加者らが外国人旅行者役とサポート役に分かれ、指さし会話帳を使って会話する様子

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  「沖永良部島版指さし会話帳」完成の報告を兼ねた使用方法説明会が1月20日、沖永良部島のエラブココ(知名町屋者)で開催された。

セミナー参加者ら

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外国人旅行者とのやり取りのため制作された指さし会話帳を使って、「船が欠航して困っている人への対応」などのロールプレーイングを通して観光協会職員や同島の地域通訳案内士ら9人が学んだ。

 指さし会話帳は「おきのえらぶ島観光協会」が昨年7月、「旅の指さし会話帳」などの交流ツールを制作する「ゆびさし」に制作を依頼。同島の地域通訳案内士らのグループ「IGO」とアイデアを出し合い、1月に完成した。「何かお困りですか?」「今日は船が入港しません」などのフレーズのほか、方言で感謝を伝える「みへでぃろどー」などの言葉を英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語と共に記載し、指さしで意思疎通が図れるようにする。

 当日、講師を務めた渡辺彩子さんは「セミナーで島の皆さんと接する中で、島への思いや人への優しさ、そこに流れる素晴らしい文化を感じた。言葉はその土地の文化を表現するとても大切なもの。このツールが島と人、人と人の関係をつなぐツールになれてうれしい」と振り返る。

 同協会事務局長の西温子さんは「外国語を話せるガイドを増やすよりも、話せない人のハードルを下げることに特化して制作した。日本人や外国人というくくりでなく、誰でもにこやかに迎えられて、来てくれてありがとうという気持ちが会話帳を通して伝われば」と期待を込める。

 指さし会話帳は今後、同協会会員を中心に観光協会事務局で配布する予定。

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