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沖永良部島発のミュージカルが初の島外公演 CFで支援呼びかけ

えらぶ百合物語の出演者ら

えらぶ百合物語の出演者ら

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 沖永良部島の和泊町研修センター(和泊町根折)で5月27日、ミュージカル「えらぶ百合物語」の練習があり、6人の中学生らが汗を流した。今回は2011(平成23)年の初公演から数えて7回目。8月25日に姶良市文化会館加音ホール(姶良市)で予定しており、初の島外公演となる。

練習風景

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 同島に住む小学4年から高校1年まで12人の役者が出演、本土に住む同島出身の役者らも合流する。主人公のゆり役を演じる和泊中学3年の松瀬真甫さんは「島の魅力を鹿児島の人たちに伝えて、感動してもらえるような作品を作りたい」、和泊中学1年の宮田和心水さんは「初めての挑戦で分からないことがたくさんあるが、仲間と協力し合って素晴らしい舞台を作り上げたい」と、それぞれ意気込む。

 鹿児島公演に必要な費用は、芸術文化振興基金、知名町ふるさとまちづくり基金、公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団の助成を受けて全体の3分の1を賄う。3分の2は寄付と物品販売、クラウドファンディングで支援を募る。

 後援会事務局長の長野久美さんは「島は人口減少などいろいろな課題を抱えているが、子どもたちが島をアピールすることは郷土心を育み島の未来にもつながる。未来に投資するつもりで協力してほしい」と支援を呼びかける。

 クラウドファンディングの実施は6月28日まで。

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