沖永良部島の田皆郵便局(知名町田皆)近くの花壇で10月16日、「子ども会育成会」が花の植え付けを行った。児童や保護者ら50人が参加し、フリージアの球根やアリッサムの花苗などを植えた。
この行事は「知名町コミュニティーづくり推進協議会」の活動の一つ。ふるさとを美しく花いっぱいにし、明るく住みよい町づくりの推進を目的としている。
花壇のレイアウトを担当した田皆小学校5年の牧野智大さんは「花に風が当たらないよう植える向きを考えたり、水をかけやすいよう通路を作ったりした。花壇が斜面にあり、お父さんのアドバイスで雨が降ったときに土が流れないように溝を掘った。きれいな花が咲いてほしい」と期待する。牧野さんは、両親がユリ農家として働いていることや、祖母が花好きということから花が大好きだという。
田皆字育成会の福留純子会長は「たくさんの人の力を借りて、とてもすてきな花壇が完成した。感謝の気持ちでいっぱい。今日植えた花の成長を楽しみにしている」とほほ笑む。