学ぶ・知る

沖永良部島で陸上教室 アスリートによる指導で苦手克服

走り幅跳びをする参加者と指導する内之倉さん

走り幅跳びをする参加者と指導する内之倉さん

  • 11

  •  

 沖永良部高校グラウンド(知名町余多)で8月27日、小中学生と高校生を対象におきのえらぶ陸上教室が行われた。NPO法人「沖永良部スポーツクラブELOVE」、「元気!わどまりクラブ」、沖永良部中学校体育連盟、沖永良部高校陸上競技部による共催。6歳~15歳の計75人が参加した。

膝を高く上げるよう指導する大村さん

[広告]

 講師には第一生命所属で鹿児島県走り幅跳び高校記録保持者の内之倉由美さん、南国殖産所属で鹿児島県100メートルハードル記録保持者の大村美香さんを招き、参加者を指導。内之倉さんは「遠く跳ぶため、着地のときに足を遠くに着けたり、踏み切りのときに膝を高く上げたりするなどポイントを3つ教えた。これからも素直さを大事に勉強もスポーツも頑張ってほしい」とエールを送った。大村さんは「跳ぶことの楽しさを教えられたと思う。島の子どもたちは素直でいい子だったので、すごくやりやすかった」と振り返る。

 参加した大城小学校6年の平山結彩さんは「陸上は苦手だったけど、とても楽しかった。次回も来たい」と笑う。「元気!わどまりクラブ」講師の中野譲さんは「陸上は誰もが経験する競技。子どもたちの運動能力向上のために両町で取り組めてうれしい。専門の講師から学び、子どもたちにはかけがえのない経験になったと思う。今後は高跳びや駅伝などの選手もお招きしたい」と意気込む。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース