徳之島の山(さん)ホワイトビーチで7月31日、「第36回徳之島サーフィン大会」が開催され、島内外から約40人が参加した。
毎年、徳之島町が主催する夏祭り「徳之島町どんどん祭」に合わせて開催している同大会は今年で36回を迎える。今年は、当日発生した台風6号の影響を受け会場を急きょ変更。コロナ禍で3年ぶりの開催となった。会場には、奄美大島、沖永良部島、与論島、大阪から開催を心待ちにしていたサーファーや子どもたちが集まった。
主催者あいさつで幸野善治副長町は「サーフィンの世界大会が開催できるように環境を整備していきたい」とサーフィンができる環境資源への期待に触れ、会場からはどよめきが起きた。
参加者は、「ビギナー」「オープン」「スペシャル」「マスター」「レディース」の各クラスに参加して、日頃練習してる技を互いに披露しながら競い合った。
閉会のあいさつで、実行委員の前里雄人さんは「運営に当たり多くの方々に協力していただき感謝。島外からも参加していただき、交流が持てることを今後も大切していきたい」と述べた。
前日にはサーフィンスクールも開き、初めてのサーフィンに挑戦する子どもたちを含め約30人が参加した。
大会結果は、「ビギナー」優勝とべスライディング賞=青山湖音(こと)さん(東天城中3年)、「オープン」優勝=轟栄作さん(知名町)、スペシャル優勝=浜崎亮平さん(笠利町)、「レディース」優勝=嘉(よしみ)えみさん(徳之島町)だった。