持続可能な観光地づくりの推進のため、与論町、プリシアリゾートヨロン、和歌山大学観光学部、ヨロン島観光協会の4者が連携協定を締結し、11月20日、調印式が行われた。今後、持続可能な観光の国際指標(GSTC)を活用しながら、新たな時代の与論観光の発展を図る。
調印式は同町の「ゆんぬ体験館」(与論町立長)で行われ、山元宗与論町長、マイク・テイラープリシアリゾート総支配人、山下哲博ヨロン島観光協会代表理事、尾久土正巳和歌山大学観光学部長が出席した。
山町長は「この連携で着地型観光業の発展を目指したい。与論島を愛してくれた人々が何度も足を運んでくれる場所を作っていきたい」と期待を込めた。
調印式に続いて行われた研修会では、和歌山大学の加藤久美教授、尾久土学部長の基調講演に続き、ヨロン観光協会サステナビリティーコーディネーターの柳田真希さんが、同町における持続可能な観光地づくりの事業取り組みを報告。島内の観光事業者を中心にした20人が参加した。