沖永良部島の和泊町教育委員会が5月19日から、和泊町の歴史・文化・自然などを学ぶ講座「わどまり学」を開講する。島外在住者はオンラインで受講できる。
同講座は町誌「和泊町の歩み」が2023年度に刊行されたことをきっかけに、町誌の執筆者から歴史や地質、海洋生物などの知識を学ぶ講座として昨年度に初めて開き、13人が受講した。これまでは和泊町中央公民館(和泊町和泊)での対面受講のみだったが、本年度から新たに島外に向けたオンライン受講の開始を決定。執筆者以外からも講師を迎え、黒糖焼酎を学ぶ回も予定している。
オンライン講座を始めるきっかけは、同島にルーツのある島外在住者からの「島外からも受講したい」という声。受講料は全10回で、会場参加が1,000円、オンライン参加が1,500円。4月10日時点で、定員20人の会場受講に16人、オンライン受講には全国各地に加えて海外からも28人が申し込んでおり、計44人が本年度の受講生となることが決まっている。
担当の脇田聖也さんは父親が同島出身の「沖永良部島2世」。「島にルーツを持つ多くの方が興味を持っていると知れてうれしい。講座をきっかけに島へ足を運んでほしい。自分自身、身近にある自然や歴史について専門家の解説を聞けるのが楽しみ」と講座への期待を口にする。
同じく担当の太剛志さんは「短期間でこれだけの申し込みがあり驚いているが、出身者やルーツのある方などに興味を持ってもらい、まだまだ増えてほしい。学びたい方へ枠を広げることで、将来的に島ツアーを行うなど、オンラインと現地の受講生が交流できる場を作れたら面白い」と、今後のさらなる展開に向けて意気込みを見せた。
開講時間は18時30分~20時30分まで。申し込み受け付けは4月15日まで。