与論島古里に新宿泊施設「刻の宿 SUZUKAZE」と併設カフェ「LITTLEBEACH3540」がオープンして3カ月がたった。
オーナーの小笠原淳さん・香菜さんは今年3月、家族で与論島に移住。宿泊施設設「刻の宿 SUZUKAZE」はツインベットコテージ2棟、4ベットコテージ1棟、貸別荘6ベット1棟の4棟から成る。
元々、山中湖でペンションを経営していた夫の淳さん。「与論島で完全新規で宿を始めるのは久しぶりだと聞いている。これまで与論島であまり見られなかったホテルと民宿のどちらの良さを取り入れた、ちょうどいい宿を目指したい」と話す。
併設カフェ「LITTLEBEACH3540」は淳さんが作るホットサンド(385円~440円)や自家製レモネード(M=385円、L=440円)を提供。宿泊客優先だが宿泊客以外のテークアウトにも対応。与論島オリジナルの土産や妻、香菜さんが選ぶ雑貨も並べる。「大々的にオープンの告知は行っていないものの、口コミでいろいろな人が来てくれている。与論島に買い物に行く場所がないという島の女子高生たちの声を聞き、自分の目で、自分がかわいいと思ったものを買うことができる場所になればと、なるべく低価格で買えるアクセサリーをそろえるようにした。実際に買い物に来てくれる子どもたちが喜んでいる様子を見るとうれしい」とほほ笑む。
「現在は朝食とデザートのみだが、将来的にはランチも提供したい。与論島だけど与論島じゃない、そんな空間を提供し喜んでもらいたい」と淳さん。
現在ホームページを準備中。併設カフェは、モーニング=7時30分~10時30分、スイーツタイム=15時~19時。