徳之島町文化会館(徳之島町亀津)で10月15日、約2月ぶりに有観客でのイベントが再開された。
まん延防止等重点措置の適用が9月30日で終了したのに伴い、それまでイベント開催を断念していた同施設で、鹿児島県の「イベント開催時の必要な感染防止策」のガイドラインに従い、「中学生芸術鑑賞会」を2カ月ぶりに開催された。
同公演では、東京を中心に国内外で活動する東京打撃団が出演し、生の太鼓の演奏が行われた。島外からの出演は今年1月以来。
館長の実島一仁さんは「無事に開催できて何よりホッとしている。今後の開催への意気込みにつながった。自主事業も含め、年内にも多くのイベントが予定されているので、安心して文化会館を利用していただければ」と話す。
町の本年度事業で舞台照明設備の大規模改修が行われた同施設。実島さんは「新しくなった舞台を実際に訪れて、生で見るからこその臨場感や感動体験に触れる機会を復活させていく」と意気込む。
自主事業を11月に予定。