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与論島でペイントアートイベント 与論中体育館の外壁彩る

ペイントアートに参加した島民たち 

ペイントアートに参加した島民たち 

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 与論町立与論中学校(与論町朝戸)で2月15日、島民が体育館の外壁に絵を描くペイントアートイベントが行われた。

夢中で絵を描く子どもたち

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 全国中小企業経営能力認定協会と与論町、与論町教育委員会の共催。3者は昨年連携協定を結んでいる。同協会は、同校の図書室リニューアルを通じて、子どもたちの居場所づくりなどを行う「TELASプロジェクト」を推進している。

 イベントには、ペンキ画家アーティストのSHOGENさんを迎えた。体育館の外壁に島民が色とりどりのペンキで筆を走らせ、壁一面を思い思いの絵で彩った。

 参加した島民からは「体育館の壁に絵を描くことができるとは思ってもなかった。初めは何を描けばいいか迷ってしまい描けなかったが、みんなの楽しそうな様子を見て自分も描こうと思った」「SHOGENさんに、点でもいいから描いてみてと言われ、やってみると楽しくなった。久々に無心になれた」などの声が聞かれた。

 SHOGENさんは「今まで、多くの学校に壁に絵を描かせてほしいと頼んできたが、学校や教育委員会の許可が下りる自治体はほとんどなかった。与論町や町教育委員会、中学校が承諾してくれたことに感謝している。自分たちが住む地域に自分の描いた絵が残ることで、心が温かくなったり、日々の生活が楽しくなったりするもの。今後、小学校でも描かせてほしいと考えているので、引き続きお願いできれば」と話す。

 同プロジェクトは今月14日から16日にかけて、SHOGENさんによる中学生に向けた講演会、ビーチサッカー日本代表GKコーチ宜野座寛也選手による「ビーチサッカー体験会」、トークイベントなどを開催した。

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