テントサウナや移動式のサウナトラックを体験するイベント「サウナの日」が6月16日、与論島・宇勝漁港(与論町那間)で行われた。主催はNPO法人ヨロンSCとShima Hotel。
当日用意したサウナは、開放的で海を見ながら楽しめるヨロンSCのテントサウナと、Shima Hotelが軽トラックの上にヒノキ材を使ってDIYで製作したサウナトラック。
訪れた観光客や島民は、しっかりと汗をかいてから目の前の美しい海に飛び込み、リクライニングチェアで休憩することを繰り返し、与論島の自然の中で『ととのう』ことを体感した。きさくファームが生産する島内産パッションフルーツのジュースも提供した。
観光協会で案内されて訪れたサウナ好きの観光客は「旅行先で思いがけずぜいたくができた。海を見ながらサウナでリラックスして、心身共にほぐされる『ととのい』の極致。主催者のサウナに対する愛と情熱を感じることができた」と振り返る。
ヨロンSCの林佳祐さんは「Shima Hotelがサウナを始めるに当たり、アドバイスをしていた。その中で与論島のサウナ文化を盛り上げようという話になり、イベントを企画した。今回はお試しだったので、今後も定期的に開催する予定」と話す。
Shima Hotelの能塚勇輔さんは「最高だった。今回のような、日常生活に彩りを与えられるイベントをもっと開催したい」と期待を込める。