「JAあまみ春まつり」が5月19日・20日の2日間、徳之島亀津新漁港(徳之島町亀津)で開催され、農家をはじめ多くの家族連れでにぎわいを見せた。
30年以上前から開いている本まつりは、サトウキビやジャガイモなどの収穫が終わった春と、植え付けなどが落ち着いた秋に開くイベントで、年2回開催している。会場では、苗ものや農機具、農薬のメーカーなど約30社、自動車メーカー2社が商品を展示。地元のAコープが野菜の販売を行い、農家以外の買い物客も大勢訪れ、終日、にぎわいを見せた。数量限定で「飼料」「肥料」と「雌鶏5羽まで」の格安販売に早朝から多くの客が列を作った。
会場に用意された特設ステージでは10時~15時、7組のグループが1時間おきにステージを披露し、来場した客からは歓声と拍手が上がり、盛り上げりを見せた。天城町から会場に訪れていた城朋仁さんは「娘のダンスの発表があるため会場を訪れたが、農家だけではなく、餅つきなどがあって、家族連れでも楽しめるイベントで良かった」と話していた。