「想(おも)いどぅ島の力~あなたの想いが島の力になる~」をテーマに「第16回与論町生涯学習フェア」「第40回与論町文化祭」「令和5年度公民館教室発表会」が2月17日、与論町砂美地来館(与論町茶花)で開かれた。
10時に開会した与論町文化祭では、舞踊やエイサーなどの発表が行われた。13時に始まった生涯学習フェアでは、奄美群島日本復帰70周年記念講演とオペラコンサートが行われ、来場者が耳を傾けた。その後の公民館教室発表会では、舞踊・バイオリン・社交ダンス・島唄・ダンスなど盛りだくさんのパフォーマンスが披露された。
展示発表は終日、多くの来場者が熱心に見入っていた。花道の展示では講師の富喜代さんが「与論島にある花材を使って生けており、花を見て癒やされてほしい」と話す。見学していた子どもたちは「粘土アートがかわいかった」と話していた。
同町教育委員会の中山義和教育長は「幼稚園児から高齢者まで幅広い世代の精いっぱいの演技、展示作品に感動を頂いた。『ないもの』から『あるもの』を生み出すには大きな勇気がいる。今日の発表者は素晴らしかった」と講評した。