与論島で3月28日、進学や就職で子どもたちが島を離れる「島立ち」と、転属で島を離れる教職員らの出発のピークを迎えた。
与論空港(与論町立長)には多くの島民が詰めかけ、家族や友人、恩師らと別れを惜しむ人の姿が多く見られた。
島立ちする子どもからは「一人暮らしも、電車に乗ったこともない、全部が初めてで不安だが、いろいろ経験して成長したいと思う」「誰も知らない環境で、一から始められるので楽しみ」などの声や、友人へ向け「今まで楽しかった。また会いましょう」と再会を誓う声が聞かれた。
転属で島を離れる茶花小学校(茶花)教諭の前園麻美さんは「このような暖かい島で、子どもたちがのびのび育つ環境がすてき。来られて良かった」と目を細めた。