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与論島で自衛隊の警備担任部隊初来島 炊き出し訓練で町民と交流

中隊長の原口さん(中央)と隊員

中隊長の原口さん(中央)と隊員

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 与論町多目的屋内運動場(与論町茶花)で1月24日、自衛隊による炊き出し訓練が行われた。カレーライス100食分を町民に提供し、交流を深めた。

町民の質問に答える隊員

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 来島している自衛隊は与論の警備担任部隊で、鹿児島県国分に駐屯する第12普通科連隊第1中隊約60人。1月22日から26日まで滞在し、歩行訓練や炊き出し訓練、連隊長による防衛講話が行われた。

 記録的な寒波で荒天の中、運動場には多くの町民が集まった。炊き出ししたカレーライスを食べながら、隊員らと会話や記念写真を撮って交流。装備品の展示や自衛隊車両の試乗なども行った。

 中隊長の原口潤一郎さんは「与論町長と連隊長の対話で今回の機会ができた。部隊として与論で訓練ができて非常にうれしい。与論町自衛隊家族会を始め、島民の方々に大変温かく迎えていただき、信頼と期待を感じた。訓練では、気候や島内の状況、道の広さなどの地域特性を確認できた。今後は合同の災害対処訓練ができればと、役場や消防の担当者と話ができ、大変有意義だった」と振り返る。

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