徳之島亀徳新港にある亀徳新港観光案内所が8月5日、案内業務を再開した。運営は一般社団法人「徳之島観光連盟」。
同施設は2020年から、人材不足と経費見直しの影響で約3年間、閉鎖されていた。その間、観光連盟に地元住民や来島者から再開を求める多くの声を受け、人材確保、環境整備を行い運営を再開した。
世界自然遺産登録を機にフェリーを利用して徳之島を訪れる人も増加しており、窓口再開は急務だった。
窓口に立つ當間一斗さんは沖縄県出身。徳之島との縁は10年ほど前、盛利広徳之島観光連盟会長との出会いから。それから何度も島を訪れ、今年1月に来島。8月から窓口に立ち業務に従事している。「那覇で行政が主導するまちづくり事業に携わっていた経験を生かして、微力ながら案内所を盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。
今後は案内所の手直しをしながら、特産品の販売や黒糖焼酎の試飲会なども計画している。
窓口業務はフェリー入港時に合わせ、8時~10時、15時30分~17時30分に行う。