与論島内の中学生以上に向けたビジネスプランコンテスト「与論イノべーんちゅAWARD(アワード)2023」に向け、これと連動した「島とあなたの未来を創る実践型講座」が10月に開講される。
実行委員会の柳田さん、田畑さん、竹内さん、野口さん、山さん。
同アワードと連動型講座は昨年に続き2回目。講座受講者は10回の講座を通じてデザイン思考やロジカル思考を学びながら、島の未来に向けた事業プランを練り上げ、2023年2月に予定している「与論イノべーんちゅAWARD」で発表する。
実行委員長の田畑さんは「1回目のアワード受賞者は現在も伴走支援している。島内だけでなく島外の人と協力したりしながら実際に実現に向けて歩みを進めている。受講者だった高校生はアワードの経験を生かしながら同級生に仲間を見つけ、アイデアをブラッシュアップさせている。進学先も地方創生に関して学べる大学への進学を志望するなど、未来に向けて動いている様子を見るとうれしい。『まずはやってみる』の精神で立ち上げた企画だが、島内外含め多くの反響があった。2回目の今年は高校生も含め実行委員のメンバーも増えたので、前回の反省を生かしながら、与論島の未来のために挑戦する人を増やしていきたい」と意気込む。
「島のために何かやりたいけどどうしたらいいか分からない。何からやればいいか分からない。そんなモヤモヤしている人は、ぜひこの講座を受講してほしい。具体的に事業プランがある人だけでなく、1回目の受講者の野口貴子さん、沖道成さんもコーチとして参加して受講者をフォローするので、現時点で考えが固まっていなくても大丈夫。講座を通じて幅広い世代の受講者とのディスカッションやフィードバックを実践することで思いを形にしていければ」と受講を呼びかける。