沖永良部自動車学校(知名町)で7月27日、沖永良部高校2年生を対象にした原動機付自転車運転講習会で「eバイク」の試乗が行われた。4月に環境省から脱炭素先行地域に選出された実証事業の一環。
試乗した高校生は「音がとても静かで驚いた」「これなら家から学校までeバイクで通学することがイメージできる」と感想を話していた。
知名町企画振興課の元栄吉治課長は「ゼロカーボン世代(35歳以下)に脱炭素の啓発活動をするにはとてもいい機会、次世代の子どもたちが自分たちの未来を考えるきっかけになれば」と期待を込める。
eバイクは和泊町で5台、知名町で5台の計10台を用意。8月から来年3月まで、希望のあった生徒に1人1カ月間ずつ計50人に貸し出し実証実験を行う予定。