![ラジオ体操会の様子](https://images.keizai.biz/amami-minamisantou_keizai/headline/1659659315_photo.jpg)
与論島の多目的屋内運動場(与論町茶花)で7月31日、NPO法人「ヨロンSC」が「1000万人ラジオ体操みんなの体操祭」に合わせてラジオ体操会イベントを開催した。
悪天候のなか、多目的屋内運動場には102人が参加。同NPOスタッフで、イベントを企画したラジオ体操指導員の佐藤澄夫さん指導の下、親子連れや高齢者など幅広い世代がそろってラジオ体操を行った。
佐藤さんは「ライフワークとしてラジオ体操に取り組んでいる。ラジオ体操は子どもから高齢者まで3世代でできる体操。健康になれるし、世代間のコミュニケーションにもなるのでもっと普及させていきたい。来年度の町政施行60周年に合わせて、NHKラジオの特別巡回ラジオ体操会の誘致を目指している。ラジオ体操を通して与論島をPRできたら」と意気込みを見せる。
企画に協力する海岸清掃ボランティアグループ「海謝美」も、活動にラジオ体操を取り入れている。同グループは年間約290日間、毎朝6時30分に集合してラジオ体操をしてから海岸清掃を行っている。
同グループのメンバーでもある佐藤さんは「ラジオ体操で互いの健康を確認してから活動を始めている。参加して7年になるが、海岸清掃で大きな事故が一つもないのが、その成果。ラジオ体操がけがの防止につながっていると信じている」と話す。