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沖永良部島 和泊町・笠石公園「ゆり園」の球根、町民総出で掘り取り

参加者で作業後に記念撮影

参加者で作業後に記念撮影

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沖永良部島の笠石公園(和泊町喜美留)で7月17日、「笠石ゆり園」のユリの球根の掘り取りが、町内の16団体、250人を超える町民が集まり行われた。

参加した中学生

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 毎年この時期に行う掘り取り。掘り取った球根は土づくりを3カ月ほど行った後、11月頃に再び、町民総出で同じ場所で植え付けを行う。そうすることで毎年ゴールデンウイークの頃に約12万輪の「えらぶゆり」が花を咲かせ、観光客や島民の目を楽しませる。

 毎年掘り取りや植え付け、観賞用の「笠石ゆり園」の管理をしている和泊町企画課の安田拓さんは「えらぶゆりは沖永良部島のシンボルフラワー。町民総出で掘り取りや植え付けを行うことでキャリア教育にもつながる。伝統産業の農業に多くの子どもたちも興味を持ってほしい」と話す。

 参加者は「暑かったけど、みんなでやると思ったより早く終わった。植え付けにも必ず参加し来年の開花を楽しみにしている。きれいな花を咲かせたい」と笑顔を見せた。

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