B&G与論海洋センター艇庫(与論町茶花)で4月22日・23日の2日間、テントサウナの体験会が行われた。
島内外から14人が訪れ、大自然の中でサウナを楽しんだ。テントサウナは耐熱性テントの中に薪(まき)ストーブで熱したサウナストーンに水をかけ、発生した蒸気でテント内を蒸らして完成する。
サウナ愛好家の間では、サウナ→水風呂→外気浴を繰り返しリフレッシュすることを「整う」と表現する。与論島のテントサウナは水風呂として海に漬かり、外気浴は海を見ながら「整う」ことができる。
旅行で訪れた参加者の一人は「都会ではコンクリートに囲まれたサウナだが、ここでは大自然に囲まれてサウナに入ることができて最高」と話していた。
企画したNPO法人「ヨロンSC」の職員で、サウナスパ健康アドバイザーの林圭祐さんは「ありがたいことに好評を頂けた。もっと気軽に来られるように、立地、運営方法、金額などを検討していきたい。与論島では他の事業者もテントサウナを提供しているので、それぞれの温度帯や湿度帯を味わえると思う」と話す。今後も体験会を続けながら運営方法などを検討していくという。